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正式には虎渓山永保寺。
臨済宗南禅寺派の古刹である。
正和二年に夢窓国師とその弟子、仏徳禅師がこの地を隠栖の地と定め草庵を建てたのに始まる。
境内には正和三年(1314)に建てられた観音堂と文和元年(1352)に建てられた開山堂が国宝に指定されている他、多くの重文がある。
室町時代には山内三十余坊を数える程の寺院になるが、再三兵火にかかり大部分は失われ、昔の姿を留めているのは観音堂・開山堂・庭園のみである。
現在の伽藍は昭和六年開山六百年法会記念事業として、松島瑞巌寺を模して庫裡を改築し、更に座禅堂を加えて完成したもので、専門道場として主に僧侶修業の役割を果たしている。
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